プライバシーポリシー
モバカル音声振り分け(表示・確認)

最終更新日: 2026年8月10日 / 発効日: 2026年8月10日
Chrome 拡張機能 ID: nofgiekmhbffopcnmhokjkaglmjeding

1. 運営者

本拡張機能「モバカル音声振り分け(表示・確認)」(以下「本拡張」)の運営者は株式会社honkomaです。

所在地大阪市生野区新今里6-8-19
個人情報保護責任者代表取締役 林拓海
お問い合わせta.hayashi@ltdhonkoma.com

導入医療機関と当社との間の個人情報の取扱い上の役割(委託・共同利用・第三者提供のいずれに該当するか)は、契約および適用法に従って定めます。

2. 本拡張の目的

本拡張は、契約および院内の承認を受けた医療従事者が、電子カルテ「モバカルネット」上で現在開いている患者・カルテを確認し、診察中の音声を文字起こしして、所見・バイタル・行為備考・処方変更候補へ整理し、医師が確認するための下書きとして入力欄へ記入するためのものです。

本拡張は、診断・処方・患者の選択・緊急対応を自律的に行いません。

AI が生成する内容は下書きであり、正確性・完全性を保証しません。本拡張はカルテの保存操作を行いません。医師が内容を確認し、モバカルネットの「編集完了」を押した場合にのみカルテへ保存されます。

3. 取り扱う情報

3.1 モバカルネットの画面から読み取る情報

これらは、患者・カルテの取り違え防止、処理の安全な停止、下書きの表示と記入のために使用します。ただし、診察中に話された氏名や医療情報は、下記の音声・文字起こしに含まれることがあります。

保存機能を有効にした場合、患者番号とカルテIDは、保存した音声・文字起こしがどの診察のものかを特定するため、当社データベース(日本国内)に併せて保存します。これにより、開示・削除のご請求に患者単位で対応できます。保存機能が無効な場合、当社データベースには保存しません。

患者番号・カルテIDを OpenAI へ送信することはありません。音声認識・振り分けのリクエストへ自動的に付加しません(5.1・10 参照)。

3.2 マイク音声と診察内容

利用者が「診察を開始」を操作し、Chrome のマイク使用を許可したのち、選択されたマイクから診察音声を取得します。音声および文字起こしには、氏名・症状・既往歴・検査値・バイタル・薬剤・処置・会話などの個人情報および健康に関する情報が含まれる可能性があります。

「端末内でマイクを確認」は入力レベルのみを確認する別機能であり、その操作では音声を外部へ送信しません。

3.3 AI の出力と医師による修正

3.4 認証・端末・安全制御の情報

パスワードおよび認証Cookieを本拡張の保存領域に保持しません。OpenAI の長期APIキーは拡張機能に同梱せず、当社が管理する Cloudflare Worker のシークレットとして扱います。

4. 利用目的

  1. 現在開いている患者・カルテを確認し、別患者・別カルテ・タブ切替・再読み込みなどを検出した場合に処理を停止するため
  2. 診察音声を文字起こしし、医師が確認できる項目別の下書きを生成するため
  3. 医師が確認した下書きを、現在のカルテの入力欄へ記入するため
  4. 本人認証、端末・バージョンの許可、利用制御、不正利用の防止、障害調査、安全性の維持のため
  5. 保存機能を有効にした場合に限り、診察音声および文字起こしを保存し、次の3点に用いるため
    • 項目別の振り分け(所見・バイタル・行為備考への分類)の精度改善
    • 文字起こし精度の検証(保存した音声を別の音声認識モデル・設定で処理し直し、結果を比較すること)
    • 医師が過去の診察内容を確認・聴き直すこと

広告、行動プロファイリング、データブローカーへの提供、情報の販売、信用・融資の判断、目的外の研究には使用しません。保存したデータを AI モデルの学習に利用することはありません。

5. 情報の提供先

5.1 OpenAI

診察開始後のマイク音声は、短命のクライアントシークレットを用いて OpenAI Realtime API へ送信し、文字起こしに使用します。確定した文字起こしは、当社の Cloudflare Worker を経由して OpenAI Responses API へ送信し、項目別に整理します。

当社の実装では、Responses API のリクエストに store: false を指定しています。ただしこれは、OpenAI が一切の情報を保持しないことを意味しません。

OpenAI の公開情報によれば、API の入出力は既定でモデルの学習には使用されない一方、不正利用監視のログに内容が含まれ、既定で最大30日間保持される場合があります。保持ゼロ(Zero Data Retention)等の設定には、事前承認とプロジェクト設定が必要です。

本番環境での設定: 通常設定(不正利用監視のログが最大30日間保持される場合があります) 処理地域: OpenAI の処理環境(日本国内に限定する設定は利用していません) 契約状況: OpenAI API の通常利用条件(個別の DPA または ZDR が適用されていることを前提としていません)

5.2 Cloudflare

当社が管理する Cloudflare Access、Workers、Durable Objects を、本人認証、短命の認証情報の発行、セッション制御、確定文字起こしの中継、結果の返却、および件数のみの記録に使用します。

設計上、音声そのもの・文字起こしの本文・患者情報を Durable Objects に保存しません。件数のみの記録は最大24件・7日間の保持です。

5.3 モバカルネットおよび導入医療機関

医師が確認した下書きは、モバカルネットの入力欄へ記入されます。カルテへの保存は、医師が「編集完了」を実行した場合にのみ行われます。保存後の情報は、モバカルネットおよび導入医療機関の管理下にあります。

5.4 Supabase(保存機能を有効にした場合の保存基盤)

保存機能は現時点では有効ではありません。将来、導入医療機関との契約および必要な承認を得て保存機能を有効にした場合に限り、診察音声および文字起こしの保存に、Supabase Inc. が提供するデータベースおよびストレージを利用します。

保存機能を有効にする場合の保存場所は日本国内とします。Supabase のプロジェクトを AWS 東京リージョン(ap-northeast-1)に作成し、データベースおよび保存された音声ファイルを同リージョンに置きます。

隠さずに記載します。Supabase Inc. は米国法人であり、東京リージョンを選択しても、米国法(CLOUD Act 等)の適用可能性が消えるわけではありません。また、バックアップおよびプラットフォームのログについては、保存リージョンが公開文書に明記されておらず、当社は現時点でこれを確認できていません。導入医療機関からの求めに応じ、確認結果を提供します。

保存機能を有効にする場合、保存されたデータへは、当社が管理する Cloudflare Worker を経由してのみアクセスできる構成とします。データベースの行単位アクセス制御は既定で全拒否とし、音声は非公開のストレージにのみ保存し、公開リンクは作成しません。

5.5 その他

上記以外の第三者へ個人情報を提供することはありません。ただし、法令に基づく場合を除きます。

6. 保存と保持期間

保存先内容保持期間
当社データベース
保存機能を有効にした場合のみ。Supabase / AWS 東京
診察音声、確定した文字起こし、患者番号、カルテID、施設ID、医師の識別参照値、日時、使用モデル名等のメタデータ 録音日から5年。保存機能が無効な場合は保存しません
メモリ(拡張機能内)文字起こし、下書き、確認カードの内容診察セッション中のみ。終了・タブを閉じると消去
chrome.storage.local端末ごとのインストールID拡張機能を削除するまで。音声・文字起こし・患者情報は保存しません
chrome.storage.session接続終了処理の状態(処理ID、匿名化された利用者参照値、失敗理由)ブラウザのセッション中のみ。ブラウザ終了時に消去

保存機能を有効にした場合の保持期間を5年とする理由: 医師法第24条が診療録の保存期間を5年と定めており、これと平仄を合わせるためです。5年を経過したデータは削除します。

保存しないもの: 確定前の途中経過の文字起こし、医師が修正した内容、カルテへ記入した本文は、当社データベースに保存しません。確定した診療内容の正本はモバカルネット上のカルテであり、当社がその写しを保持することはありません。

7. 安全管理

8. 利用者の選択と停止

9. 開示・訂正・削除のご請求

ご本人またはその代理の方からの開示・訂正・削除等のご請求は、下記へご連絡ください。ただし、カルテに保存された診療情報については、その管理者である導入医療機関へお問い合わせください。

保存機能を有効にした場合に当社データベースへ保存された診察音声・文字起こしについては、患者番号により対象を特定して開示・削除に対応します。削除は、音声ファイル・データベースの記録・台帳をあわせて行い、バックアップ世代から自然に消滅した時点をもって削除完了とします。

連絡先: ta.hayashi@ltdhonkoma.com

10. 保存場所と国外での処理

本拡張では、保存機能を有効にした場合、処理と保存で場所が異なります。

場所内容
保存(保存機能を有効にした場合のみ)日本(AWS 東京リージョン)診察音声、文字起こし、患者番号、カルテID
処理日本国外を含む OpenAI の処理環境音声認識、および文字起こしの項目別整理

音声認識と項目別整理のために、診察音声と文字起こしは日本国外を含む OpenAI の処理環境で処理されます。保存機能を有効にした場合、その結果の保存先は上記のとおり日本国内です。保存機能が無効な場合、当社データベースには保存しません。

患者番号およびカルテIDを OpenAI へ送信することはありません。保存機能を有効にした場合、これらは当社が管理する国内のデータベースにのみ保存します。

ただし、診察中の会話に患者氏名や病名が含まれる場合、それは音声および文字起こしの一部として米国での処理を経ます。当社は、これを避けられないものとして明示します。

米国側での保持については 5.1 を、保存基盤に残る国外法の適用可能性については 5.4 をご参照ください。

11. 未成年者について

本拡張は医療従事者が業務で使用するものであり、一般の消費者や未成年者へ提供するものではありません。

12. ポリシーの変更

本ポリシーを変更する場合は、本ページを更新し、最終更新日を改めます。重要な変更については、導入医療機関へ個別にご連絡します。

13. Chrome Web Store の限定使用要件について

本拡張による情報の取り扱いは、Chrome Web Store のユーザーデータポリシー(限定使用要件を含む)に従います。取得した情報は、本ポリシーに記載した目的にのみ使用し、販売・譲渡・広告目的での利用は行いません。